レーシック手術は意外とすぐに終わり特に痛みもありません
レーシック手術をしたのはもう5年くらい前になります。
当時の私の仕事はWEBデザイナーだったのですが、とにかく目薬が手放せないほど眼精疲労がひどく、夜はいつも視界がぼやけ、視力はどんどん低下していきました。
最終的には視力は両目とも0.2以下くらいになってしまったという状況です。
そして私は、当時の仕事にも正直飽きを感じていたというか、将来性を感じなかったので転職を考えるようになり、それと同時にレーシック治療をうけて、目を治そうと思いました。
WEBデザイナーでなくなってもパソコンなど、目を使う作業からは離れられるわけないですし、今年で30歳になる私にもこれからまだ30年~50年くらいは働かなくてはいけないわけですから、一度しっかり治して、その後はなるべく目に気を使いながら新しい仕事を始めようと決めました。
かくして色々とレーシック治療をおこなってくれる病院を調べたのですが、手術代が10万円を切る病院は説明会も適当で、流れ作業感を強く感じました。失敗したら、へたしたら視力を失うかもしれませんし、そうでなくても、視力がむしろ悪化してしまったり、手術の意味が無かったりするかもしれません。保障すると言われても、失敗してお金をもらったところでしょうがありませんから、まず時間をかけて信頼のおける名医を探す事にしました。
その中で一番に名前が挙がった病院は、既に友人が治療を受けたという都内の眼科で、友人曰く、担当医と直接話をしておいたので、紹介できるとの事でした。実際に、説明をその医師にききにいってみると、確かに信頼のおけそうな医師だったので、結局その病院で治療をうけることにしました。
そして後日、まず私の目のチェックを入念にしてもらいました。殆どの場合は手術できるが、この段階で「手術を施せない目」というものがあるとの事だったので、内心ヒヤヒヤしましたが、結果は良好で手術を受けられる事に。わたしは結果を聞いた日に手術の予約をそのまますませ、当日に控えました。
手術当日は、病室にはいるまではかなり緊張しましたが、実際に刃物をつかうわけでもなく、視界にはいってくるのは光だけで痛みもほとんどないとのことだったので、なんとか気をおちつけて手術台にのっかりましたが、手術自体はものの数分でおわってしまい、正直拍子抜けでした。「こんなもので視力がよくなったの?」というのが術後すぐの心情でした。
その後は、暫く病院の寝台で休んでから、帰路につきました。そして、それから少したって術後の検査をしに病院にいくと、順調に手術の傷はふさがってきているとのことでした。またそれから暫くして傷口が治った頃に病院に定期検査にいってみると、そこで視力を測ろうということになり、結果をみてみると両目が1.5に。その時、ああ手術をして良かったとはじめておもいました。
ちなみに、あれから5年たちますが、視力もほとんどおちていないので、いまのところは問題も無くすごしています。
痛みを心配している人には良い情報かもな
レーシックの手術で不安に感じる1つとして「痛み」があると思うんだよな。今回の経験者の話だと、痛み自体はなかったみたいだ。
ただ痛みと言うのは、個人差がある。今回の経験者が痛みがなかったとしても、他の人の場合だと痛みを感じることもあるだろう。手術自体は痛みを感じなかったとしても、手術後のドライアイで痛みを感じることもあるだろう。また、手術の方式によってや、手術を行うお医者さんの腕によっても変わってくるだろう。
やっぱりその辺りのリスクはしっかりと考えてほしい。
この人の良かったところは「信頼できる医者を探した」と言うことだと思う。色々さがした中で『手術代が10万円を切る病院は説明会も適当で、流れ作業感を強く感じました。』という自分なりの考えに到達できているわけだ。結構耳にするのが、レーシック希望者は非常に多いため、流れ作業的に手術を行う病院があるということだ。一生がかかっている視力が流れ作業にかけられたくないよな。
実際に手術が成功するまで、本当に信頼できるかどうかは正直分からないだろう。ただ、出来る限り情報を集めて、自分が納得した病院で手術を行うことは大事だ。
『沢山宣伝しているから』という安直な理由では選ばない方が良いだろう。自分に近い存在でレーシック経験者がいれば、どんどん聞いた方が良いと思う。